お知らせ

第15回 日本細胞性粘菌学会例会の開催のお知らせ

カテゴリ: 行事案内 作成日:2024年10月06日(日)

第15回日本細胞性粘菌学会は2025年の秋頃に石巻専修大学で開催される予定です。開催時期や場所などの詳細な情報は決まり次第お知らせいたします。

 

 

第14回 日本細胞性粘菌学会例会の参加・発表登録のお知らせ

カテゴリ: 行事案内 作成日:2024年09月17日(火)

第14回日本細胞性粘菌学会は、2024年秋に以下の日程で東京大学にて開催される予定です。皆さま奮ってご参加ください。

参加・演題登録の受付は9月24日(火)までとなります。

日時:2024年10月5日 (土)〜10月6日 (日)

場所:東京大学駒場1キャンパス 21KOMCEE (キャンパス内マップ)

お問い合わせ:島田奈央 cshimada*g.ecc.u-tokyo.ac.jp (*を@に変えてお送りください)

 

 

2024年度日本細胞性粘菌学会若手研究奨励賞・学術賞の募集開始について

カテゴリ: お知らせ 作成日:2024年06月17日(月)

 

2024年度の日本細胞性粘菌学会若手研究奨励賞・学術賞の募集を開始しました。奮ってご応募ください。賞についての詳細や応募方法については以下をご参照下さい。

若手研究奨励賞候補者募集について

学術賞候補者募集について

 

 

上智大学理工学部物質生命理工学科の教員募集について

カテゴリ: 求人情報 作成日:2024年06月05日(水)

上智大学 理工学部物質生命理工学科の専任教員の公募について掲載いたします。応募締め切りは2024年7月21日(日)となります。詳しくはこちらの募集要項をご参照ください。

第14回 日本細胞性粘菌学会例会の開催場所・時期のお知らせ

カテゴリ: 行事案内 作成日:2024年05月16日(木)

第14回日本細胞性粘菌学会は、2024年秋に以下の日程で東京大学にて開催される予定です。皆さま奮ってご参加ください。

参加・演題登録の受付開始は7月下旬ごろを予定しております。

日時:2024年10月5日 (土)〜10月6日 (日)

場所:東京大学駒場1キャンパス 21KOMCEE (キャンパス内マップ)

お問い合わせ:島田奈央 cshimada*g.ecc.u-tokyo.ac.jp (*を@に変えてお送りください)

 

第14回 日本細胞性粘菌学会例会の開催のお知らせ

カテゴリ: 行事案内 作成日:2024年01月09日(火)

第14回日本細胞性粘菌学会例会は、2024年の秋頃に東京大学で開催される予定です。開催時期や場所などの詳細な情報は決まり次第お知らせいたします。

 

 

第13回日本細胞性粘菌学会例会の開催案内(参加申し込み始まりました)

カテゴリ: 行事案内 作成日:2023年08月01日(火)

 第13回日本細胞性粘菌学会の参加申し込みを開始いたしました。締め切りは9月28日(木)となります。みなさま奮ってご参加ください。参加費の振り込みなどの詳細な情報についてはこちらからご覧になって下さい。

 

第13回 日本細胞性粘菌学会例会の開催のお知らせ

カテゴリ: お知らせ 作成日:2023年07月11日(火)

 第13回日本細胞性粘菌学会の開催時期について、情報を掲載いたしました。2023年10月21日(土)~10月22日(日)に、九州工業大学 戸畑キャンパスにて開催予定です。詳細についてはこちらからご覧になって下さい。

2023年度日本細胞性粘菌学会若手研究奨励賞・学術賞の募集開始について

カテゴリ: お知らせ 作成日:2023年07月10日(月)

 

2023年度の日本細胞性粘菌学会若手研究奨励賞・学術賞の募集を開始しました。奮ってご応募ください。賞についての詳細や応募方法については以下をご参照下さい。

若手研究奨励賞候補者募集について

学術賞候補者募集について

 

追悼 前田靖男先生

カテゴリ: 前田靖男先生への追悼文 作成日:2023年05月01日(月)

追悼、前田靖男先生

 

去る2023年4月26日、東北大学大学院名誉教授 前田靖男先生がご逝去されました。ここに謹んで哀悼の意を表します。

 

前田靖男先生は1942年12月に名古屋市にお生まれになり、名古屋大学理学部生物学科をご卒業後、大阪大学大学院在学中の1967年より京都大学理学部助手に就任、1971年に理学博士(京都大学)の学位を取得、1982年から2005年の期間、東北大学(同大学院)にてご研究と学生の指導に当たられました。同じく細胞性粘菌研究者でおられた大阪大学大学院の前田ミネ子先生の夫としても知られています。お二人の共著である「粘菌の生物学」(1978、東京大学出版会)は、細胞性粘菌という生物を学生や一般の方にも広く知らしめる啓蒙書として、長きにわたり増刷が繰り返されました。また、「Dictyostelium -A Model System for Cell and Developmental Biology-」(1996、Universal Academy Press)や「モデル生物:細胞性粘菌」(2000、アイピーシー)、「細胞性粘菌:研究の新展開」(2012、アイピーシー)などの専門書の編著者としても活躍されました。私共もこれらを愛読書として粘菌について多くを学んできました。

 

靖男先生のご研究は、先見性と深い洞察に根差したものであり、ときに論争を巻き起こしながら、数多くの研究者に刺激をあたえ続けてきました。研究活動の初期においては透過電子顕微鏡による微細構造観察で手腕を発揮され、1971年に発表された予定胞子特異小胞(PSV)の発見、1977年にスイス・バーゼルの客員研究員としてG.Gerisch博士との共同研究として取り組まれたサイクリックAMP分泌と関わる細胞内小胞形成の発見、東北大学に移られて間もなくには1984年の胞子外皮中に化学的に強靭な構造としてスポロポレニンがあることを発見するなど、今もなお科学的示唆を与える重要な発見をなさいました。

 

東北大学(同大学院)では、分子生物学的手法を駆使しながら、弟子たちの育成とともに数多くの共同研究を進められました。例えば、細胞周期から発生・分化期に抜ける移行ポイントの特定と分子レベルでの調節機構、サイクリックAMPシグナルと細胞運動、多細胞体の形態と比率調節、有性生殖過程の解析、分化調節に関わる分子機構の解析と新規分子の同定など、多岐にわたる分野で精力的な研究活動を継続され、ご退職後も研究への情熱は衰えることがありませんでした。

 

特にミトコンドリアが細胞分化に関与することを示す分子レベルでの成果は、PSVの発見における微細構造観察のデータに基づき、その形成がミトコンドリアに由来するという独自の主張と合わせ、靖男先生のライフワークといえるものであり、さらなる研究の展開を目指しておられました。

 

靖男先生は研究に没頭なさる傍ら、生涯の趣味としてテニスを続けておられ、勝負に強い本格派のテニスプレーヤーとして、また、テニスのマナーを重んじる正統派のプレーヤーとして、職場でも多くのご友人の輪を広げられ、ご退職後もご自宅近くのクラブのお仲間とプレーを楽しまれておられました。

 

誰にでも分け隔てなく等しく接してくださるかたであり、正義と真実を愛し、権威におもねることを嫌い、自らの明確な主張をもちながら、まさに我が道を歩み続けた方であり、議論すべきことがあればとことん納得がいくまで語り合うことを求める方でした。

 

それと同時に人間的な思いやりに満ちた方であり、周囲の者を引きつける自然な魅力にあふれた方であることは、靖男先生をご存じの方々は皆お感じのことであると思います。あのチャーミングな笑顔にお目にかかることができないと思うと、耐え難い寂しさを感じます。

 

前田靖男先生のご冥福をこころよりお祈り申し上げます。

 

阿部知顕

上田昌宏

前田先生のご写真

  

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