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代表あいさつ

 筑波大学生命環境系の漆原でございます。
 先の選挙によりまして初代の代表を務めさせていただくこととなりました。このたび学会メーリングリストの開設ということで、一言ご挨拶させていただきます。

 NEC基礎研究所の長野正道さん(現立命館大学教授)の呼びかけと奔走によって第1回細胞性粘菌研究会が開催されたのは1999年のことでした。
以来10年以上にわたって研究会が開催されてきましたが、昨年の研究会においてようやく学会設立準備委員会が立ち上がり、本年11月4日に日本細胞性粘菌学会誕生の運びとなりました。
これまで研究会の開催と学会設立準備委員会の運営にご努力いただいた方々にあらためて感謝申し上げます。

 さて、日本細胞性粘菌学会はとても小規模な学会です。
それでも私たちが組織化に取り組んだのは、今日の科学技術のめまぐるしい展開、また一方でそれを取り巻く厳しい状況の中で、情報を共有すること、コミュニケーションをはかって集団としての強さを発揮することの必要性を痛感したからにほかなりません。ちょうど細胞性粘菌アメーバの多細胞化のごとく、組織化が質的な発展に結びつくことを期待しています。

 ここで代表として会の性格を考えるとき、1点皆さまにお願いしたいことがございます。
それは、興味と知識を共有する心地よい同類の集まりとして閉じるのではなく、細胞性粘菌という対象生物を基盤としつつ、広く他種生物の研究者や他の研究領域と積極的に交わりをもっていただきたいということです。そうすることによってこそ、細胞性粘菌の有用性と魅力が存分に発揮されることと思います。

 これより先、メーリングリストを通じて皆さまの活発な意見交換、情報提供、共同研究への発展等々、さまざまな展開があることを望んでおります。細胞性粘菌を用いた研究と学会の発展に向けて頑張りましょう。
ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

筑波大学生命環境系
漆原 秀子